さらな日記
「がん患者さんとその家族向け」というよりも、「自分はがんにはならない!なるはずが無い!!」と自信満々の方と、東京電力福島第一原子力発電所事故以来「放射能恐怖症」になられている方に、お勧めの一冊。
内容についてアレコレ書くのは、無粋というモノ。
興味のある方は、読んでみてください。
ただ、本の中で書いてあるコトだけではなく現役患者(!)として、今、精密検査を受けて不安になっている方にお勧めしたいのが「記録をする」というコト。
もちろん、精密検査を受けていない人も日ごろからご自分の健康に対して自信満々な方にも「定期健康診断」の記録を是非お勧めしたい。
というのも、「記録をする」というコトで得られることが、とても大きいから。
私が「� �がん」の精密検査を受けている頃から、拙ブログで検査内容についてUpしてきた(2009年12月〜現在)。
それだけではなく、「検診ノート」のようなモノを作って、不安なことや疑問に思ったこと、担当医の先生に聞きたいことなど・・・思いつくまま書いてきたノートがある。
私の場合「記録すること」で、自分の乳がんと付き合うことができているように感じている。
「がん治療は情報戦」とも言われているが、その情報の取捨選択もがん患者ビギナーにとっては、とても難しい。
実際、ネット上には信頼のおける情報も数多い。
たとえば・・・
「がん情報サービス」
「愛知県がん診療連携協議会地域連携パス部会」にある各がんの「連携パス」内にある「結日記」
などがある(私が名古屋在住 なので、愛知県がんセンターを取り上げました。各地域のがん拠点病院のHP内にも同様のがん情報があると思いますので、不安な時にはチェックしてください)
一方、私のような患者がブログなどで発信している情報も、有効な情報だといえるのだが、あくまでも「私」という個人の情報なので、それが多くの人に当てはまるとは限らない、というのも事実だ。
そのため、逆に情報過多となり不安を煽る結果となってしまうケースもある。
多くの「要精密検査状態者」や「患者」にとって欲しい情報というのは、「私の場合」なのだ。
だからこそ、「私の場合はどうなの?」という不安な気持ちや疑問を記録しておく必要がある。
それを担当医や主治医の先生に、素直に聞くことが、最良の治療を受ける方法だと思うし、記録することで不安な気持ちの整理にもなる。
乳がんの精密検査を受けている方なら、可愛らしいピンク色のノートを一冊(A5かB6サイ ズがベスト)とお気に入りの筆記具を見つけて、不安な時疑問に思ったときなど日記のように書き綴ることで、気分も変わるし、客観的にがんを見られるようにもなる。
これは、まもなく「乳がん患者2年生から3年生(予定)」になる私からのアドバイス。
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